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45歳からの海外起業奮闘記 in 台湾

45歳で海外起業に挑戦 in 台湾 no:5

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店造りについて討論中!?


四平街ママとの商売学習の日々

スペシャルな店造り」

  

 四平街ママの店の壁はむき出しのコンクリートか白っぽい色のクロスだったと思う。ところが、私が見て回った店の内装はどこもニスでてかてかの薄茶色の板を使い、高級感をだしていた。私が探し出した景美の店もやはり前の経営者が壁や棚も木目調で統一していた。

 

 日本でも内装に茶系の木を使い高級感、重厚感を演出している店はもちろんいまでもあるし、とてもいいと私も思う。

 

 私の店のあるビルの中には日本の女性服を売る店がありそれぞれに工夫して頑張ってブティックらしくはしていた。ただビルの共用部分はあまりにふるく、かなりの数の空き店舗はまるで幽霊屋敷のようで、知り合いの多くからは「あそこはやめたほうがいい」と反対されたぐらいだった。

 

  私は業者に頼んで壁や棚を白く塗り替えてもらった。ビル内の人はそれを冷ややかな目で見ているのが感じられたが、私は気にしなかった。白にしたことによってくすんでぼんやりしていた店内が明るくなり、どんな色の服も映えるようになったからだ。

 

 四平街ママから学んだのは服のことだけではない。店内やショウウィンドウのレイアウトや飾りつけなども店に行く度刺激を受け、私の中で少しずつ何かが変わりつつあった。道を歩いていてブティックの前を通るときにも、明らかに頻繁に服、小物、飾りつけなどに反応するようになり、それがまた自分の店内に反映されていった。

 

 更に街を歩いているとよくマンションの前に家具や小物などを捨ててあることがある。それにも私は自然に反応してしまう。日々鋭くなっている私の感覚が「使えそうだ。」と感じ取っているのだ。これらを使ってよくショウウィンドウの飾りつけをしたものだ。そしてお客もそれに反応してくれた。